現在歯科医として開業するのはかなり厳しいと言われています。その理由は複数あります。まずは歯科医が勤務医として必要されている数が少ないということです。他の診療科と比較すると大きな病院や大学病院で働ける歯科医の数は限られており働く場所が限られてしまっているのが現状です。その結果として結局は開業するしか道がないという場合も多いのです。次に歯科医の供給が過剰になっていることも挙げられます。年間あたり歯学部を卒業して歯科医になる人の数は約3000人程度だと言われています。この数を聞いてピンとこないかもしれませんが医学部を卒業い医師になる学生の数は約8000人程度だと言われていますのでそれと比較したらかなり多いことがわかると思います。

それでは年間でどのくらいの数の歯科が開業しているのかをご存知でしょうか。年あたり2000件以上の日本全国で開業しているというデータがあるのです。そういえば昔と比較して歯科医院の数がずっと増えたと思いませんか。地方でも都心部でも同じような状況となっています。それにより歯科医院同士の競争も以前よりずっと激しくなっていると言われています。今から20年ほど前の話ですが私の友人は歯科医院が子供の頃大嫌いだったために親に連れて行かれると必ずといっていいほど号泣していたそうです。それで友人はある歯科医院で「泣く子は来なくていい」と追い返されたそうです。現在こんな発言をして患者さんを追い返したりしたら瞬く間にその歯科医院は評判を落としてしまって廃業となってしまうでしょう。
そのような厳しい状況の中でも歯科医院を開業しようと考えている方もいらっしゃいます。最近では歯科医の開業をコンサルタントしてくれる業者もあります。実際に歯科医院を開業するのはそんなに難しくはありません。しかしながら安定した経営を続けていくのは非常に難しいと言われています。それなので業者に相談するというのも経営を上手くいかせる手段の一つだと考えていいと思います。